革のライダースーツに身を包み、ツーリングを楽しんでいるMさんよりお直しの依頼を頂きました。

ライダースーツは、身を守る上から、軽くて、暖かく、衝撃に強いという性能を持ち合わせています。
その為でしょうか、素材の革は、厚みがあって固く、仕立ても頑丈です。
皮は一度縫ってしまうと穴があいてしまう為、慎重に仕立て直していきます。

Mさんからのご要望でこれからの季節、冷たい風が入らないように袖口をつめることになりました。

お直し前

下記のように革が厚く重なってしまうため隙間が出来、風が入ってしまう。

お直し後
重なりが無くなり、袖口にフィットします。

片側をほどき平面にして、袖口に沿うように変更しました。

上記のジャケット同様、冷たい風が入らぬように裾広がりのパンツの裾をつめるお直しになります。

画像でもわかりますように、かなり開いており、裾で片側4㎝つめます。

お直し前

お直し後

お直し後のパンツ。裾にフィットしたデザインになりました。